幻の白玉ねぎ！辛くない品種！おすすめの食べ方！

 

「紅白歌合戦の出場者決定！」のニュースも流れ、世の中は年末に向けて、慌ただしい時期に入りました。

この時期楽しみなのは、歌合戦だけではありません！

 

「幻の白玉ねぎ」と呼ばれる浜松篠原産新白玉ねぎ「プレミアムホワイト」がいよいよ出荷の季節を迎えるのです。

 

このコラムでは、12月から1月にかけて旬を迎える極早生の品種、浜松篠原産白玉ねぎ「プレミアムホワイト」の特徴と、おすすめの食べ方をご紹介します。

また、白玉ねぎの品種や、保存方法についても解説しています。

 

新白玉ねぎの季節到来！新春のごちそうは「プレミアムホワイト」で。

 

「新玉ねぎ」は、皮の茶色い普通の玉ねぎと違い、収穫後乾燥させずに出荷するので、採れたての旬の時期にしか出回りません。

 

また、新玉ねぎとして販売される品種には黄玉ねぎと白玉ねぎがありますが、白玉ねぎの方がみずみずしく、辛みも少ないので人気があります。

 

ここでは、代表的な白玉ねぎの品種とそれぞれの特徴、出荷時期などを解説します。

 

1.白玉ねぎの品種はさまざま

ご紹介したように、一口に「白玉ねぎ」といっても、さまざまな品種があります。
旬は春で、収穫後すぐに出荷されるため保存がきかず、食べられる時期が限られるのが特徴です。

 

よく知られているのが愛知県で栽培されている「愛知白（あいちしろ）」という品種です。
明治時代にフランスから伝わったものを改良して作られたといわれています。扁平の形で、サラダに向いた甘い品種です。

 

こちらも玉ねぎで有名な淡路島。淡路島で作られる白玉ねぎは「ホワイトベアー」という品種です。
皮までまっしろで肉厚、ふっくら丸っこい形をしています。

 

北海道は玉ねぎの最大の産地ですが、黄玉ねぎのほか白玉ねぎも作られており、「真白（ましろ）」という品種が有名です。
その名の通りまっしろで丸い形をしており、主に北見地方で栽培されています。

 

浜松産の白玉ねぎは「サラダオニオン」と呼ばれ、太陽光がたっぷりと降り注ぐ砂地で育てられるため水分が多く、甘さが際立っている品種です。
愛知白と似た扁平の形で、葉付きで収穫するものもあります。

 

浜松篠原産の白玉ねぎは「プレミアムホワイト」と名付けられ、数ある白玉ねぎの品種の中でも最高クラスのブランド品。
生産農家が少なく、期間も限られるのでなかなか手に入らない幻の白玉ねぎとも呼ばれています。

 

 

2.品種で違う出荷時期

丸や扁平など、品種で形も違う白玉ねぎですが、出荷時期も異なります。

 

「愛知白（あいちしろ）」は、2月から4月にかけてが旬です。
淡路島の「ホワイトベアー」は5月上旬から6月中旬が収穫時期。

 

春に収穫時期をむかえる一般的な白玉ねぎからちょっと外れて、北海道の「真白（ましろ）」はほぼ夏に収穫されます。
8月上旬から9月上旬ごろが旬です。

 

そして、日本一早く出荷されるのが、浜松篠原産新白玉ねぎ「プレミアムホワイト」です。
12月下旬～1月に収穫され、収穫後すぐに出荷されます。

 

保存や乾燥させずに出荷する白玉ねぎは、旬の時期にしか食べられない貴重な野菜。
出荷時期をうまく利用すれば、1年中手に入るかもしれませんね。

 

どの品種も期間限定で、広く出回らないものが多いので、インターネットのお取り寄せサイトをチェックしておくとよいでしょう。

 

3.新春のごちそうには浜松産白玉ねぎ「プレミアムホワイト」がおすすめ
 

 

白玉ねぎのさまざまな品種や、その収穫時期を解説してきましたが、やはり、新春には浜松篠原産新白玉ねぎ「プレミアムホワイト」がおすすめ。
理由はもちろん、新春最速で手に入る品種だからです。

 

また、それだけでなく、プレミアムホワイトは白玉ねぎの中でも特に甘さが強い品種なので、そのままスライスしてサラダで食べるだけでなく、まるごと調理すればお酒やワインの豪華なおつまみにもなります。

 

浜名湖産直マーケットで早めにお取り寄せして、ぜひ新春の食卓に並べてください。

 

 

白玉ねぎって意外とつかえる！？おいしい食べ方のご紹介

 

ここからは、玉ねぎの成分や特徴を活かしたおいしい食べ方をご紹介します。

旬の時期にしか食べられない白玉ねぎだからこそ、その特徴を活かした調理方法で食卓をにぎやかにしてください！

 

1.定番「サラダ」はバリエーションで楽しもう

 

 

ジューシーで甘みたっぷりの白玉ねぎは、サラダにして生でいただくのがおすすめの食べ方です。
水にさらす必要がないので、スライスしてそのままドレッシングをかけるのが一番シンプルですが、ひと工夫すると更においしくなりますよ。

 

・冬～春が旬のブロッコリーと和える

小房に分けたブロッコリーと、みじん切りにしたベーコン、チーズ、白玉ねぎをボウルに入れ、マヨネーズと酢を加えて和えます。簡単だけど、彩りもきれいなおいしいサラダになります。

 

・たらこと和える

玉ねぎは繊維を断ち切るようにスライスし（このスライスの仕方で甘みが増します）、皮つきのまま小口に切ったたらこ、レモン汁、オリーブオイルで和え、塩・胡椒で味を調えます。最後にパセリを散らして彩りにします。

 

・冷しゃぶサラダ

豚肉をサッとゆでて水にくぐらせます。皿にちぎったレタスを敷き、薄くスライスした白玉ねぎを敷き詰め、その上に豚肉をのせてお好みのしゃぶしゃぶのタレをかけます。

 

彩りを工夫したり、お肉などでボリュームを持たせたりするサラダもいいですね。同じサラダでも食べ方を工夫して楽しみましょう！

 

 

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白玉ねぎは特徴を活かした食べ方で！

白玉ねぎは、皮の茶色い普通の玉ねぎと比べて水分が多く、肉厚で甘みが強いことが大きな特徴です。

 

玉ねぎは独特の辛みと匂いがありますが、このもととなっているのが「硫化アリル」という成分です。
硫化アリルには、交感神経を刺激し、体温を上昇させる働きがあります。また、血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化等の予防になるといわれています。

 

この硫化アリルは、水に流れやすく熱に弱いので、辛みの少ない白玉ねぎは、生で食べることによってこの成分を効率よく摂ることができます。

 

また、硫化アリルは空気に触れたり、熱を加えたりすることで甘み成分に変化するので、おいしく食べるためには煮る、焼くなどの調理もいいでしょう。

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2.白玉ねぎが主役の煮物

期間限定の白玉ねぎなので、スライスせずに主役にするのも食べごたえがあります。

 

・まるごと玉ねぎスープ

白玉ねぎをまるごと電子レンジで加熱し、やわらかくします。細切りにしたベーコンを鍋に入れ、オリーブオイルで炒め、電子レンジで温めた玉ねぎをそのまま汁ごと入れ、水とコンソメを入れて煮込みます。白玉ねぎのおいしさをまるごといただく食べ方です。

 

手順は一緒ですが、上記にキャベツやニンジン、ウインナーを加えてポトフ風に煮込むのも寒い冬にはおすすめの食べ方です。

 

 
3.パスタにも！ステーキにも！焼いてもおいしい白玉ねぎ

 

 

白玉ねぎのシャキシャキした食感を活かし、焼いて甘みを引き出す料理もおすすめです。

 

・白玉ねぎでパスタ

オリーブオイルでみじん切りにしたにんにくを香りが出るまで炒め、スライスした白玉ねぎとむきエビ、パプリカを加えて炒めます。
炒めた具材をいったん皿に取り出し、ゆでたスパゲッティをオリーブオイルで炒めます。
そこに具材を入れて和え、最後にバジルソースとパルメザンチーズを加えて混ぜたら出来上がりです。バジルソースとチーズが食欲をそそる、満足感の高い食べ方です。

 

・白玉ねぎの味噌ステーキ

白玉ねぎを横半分に切ります。切った玉ねぎを皿に並べてラップをかけ、レンジで温めてやわらかくします。
取り出した玉ねぎに味噌（だし入りみそがよい）をぬり、とろけるチーズをのせてマヨネーズをかけ、オーブンでこんがりするまで焼きます。
仕上げに青のりをかけると風味が増します。白玉ねぎが主役の、手軽にできるおすすめの食べ方です。

 

 

白玉ねぎの保存方法

生食はもちろん、煮ても焼いてもおいしい白玉ねぎの食べ方、いかがでしたか？
工夫次第でレパートリーが広がる白玉ねぎは、万能の食材と言えるでしょう。

 

しかし、万能の白玉ねぎにも弱点があります。
それは、採れたての新鮮さと水分量の多さのために、乾燥させた茶色の玉ねぎよりも傷みやすいことです。

 

新玉ねぎを保存する場合は、洗わずにそのまま一つずつ新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れて口を閉じ、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
この状態で保存すれば、1週間～10日ほど保存できます。

 

使いかけの白玉ねぎの場合は、ラップで密着させるように包んで、密閉できる袋（ジップロックなど）や容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
だいたい1週間くらい保存できます。

 

スライスしたものもラップで包んで同じように密閉容器に入れ、冷凍保存すれば1ヶ月ほどもちます。
解凍すると繊維が壊れてしんなりし、甘みが増すので炒めるなどの調理をして使用するとよいでしょう。

 

 

まとめ

このコラムでは、白玉ねぎの品種や出荷時期、栄養成分などの特徴のほか、おすすめの食べ方と保存方法について解説してきました。

 

12月下旬から日本最速で出荷される浜松篠原産新白玉ねぎ「プレミアムホワイト」。
新春のごちそうに、寒い冬を元気に過ごすために、ぜひ幻の白玉ねぎ「プレミアムホワイト」をご賞味ください。

 

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