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みかんを買うなら日持ちするものを。箱買いで保存できる青島みかんがおすすめ!

みかんを買うなら日持ちするものを。箱買いで保存できる青島みかんがおすすめ!

 

家族が集まる年末年始、食卓をわいわい囲んで会話も弾んだことと思います。
そんな家族の団らんに欠かせないのがみかんですね!

でも、新春を迎えるとそろそろ流通しなくなるのでは?と寂しく感じているみかん好きの方へ、なんと、今から3月までしっかり購入できるみかんがあるのです。

 

静岡県浜松市のブランド「三ケ日みかん」。
三ケ日みかんには12月に出荷が終わる早生(わせ)と、12月末から3月まで出荷される晩生(おくて)の2種類のみかんがあります。

今回ご紹介するのは晩生タイプの青島みかん。
シーズン最後のみかんであり、日持ちもよく春まで流通することで、全国でも希少価値の高い高級ブランドみかんです。

 

このコラムでは、おいしいのはもちろん日持ちもする青島みかんの特徴と、みかんの上手な保存方法をご紹介します。
コラムを読めば、きっと箱買いしたくなるはず!

 

日持ちするみかんならコレ!三ケ日みかん青島のご紹介

 

 

日本人がもっとも食べる果物のひとつ、みかん。
私たちが普通「みかん」と呼んでいるのは、「温州(うんしゅう)みかん」という品種です。
小ぶりで皮が柔らかく簡単にむけるため、手軽に食べることができます。

 

青島みかんは温州みかんの一種で、シーズンの最後に収穫され、春先まで楽しめるみかんです。
一般的な温州みかんよりも一回り大きくフクが厚くなっており、日持ちがよく保存がきくのが特徴です。

 

・異なるみかんの収穫時期と特徴

 温州みかんには、収穫する時期が異なる以下の4つの種類があります。

 

① 極早生(ごくわせ)

9月~10月に収穫される。全体的に青みがかった果皮で、あっさりとした甘みと強めの酸味が特徴

 

② 早生(わせ)

11月~12月前半に収穫される。もっとも生産量が多い一般的なみかん。甘みと酸味のバランスがよく、フク(内皮、じょうのう膜)が薄くて食べやすい

 

③ 中生(なかて)

12月に収穫される。橙色でもっともみかんらしいみかん。早生に比べて少々フクが厚くなるが、甘みが濃い

 

④ 晩生(おくて)

12月末~3月に収穫され、1ヶ月ほど貯蔵してから出荷されるみかん。中生とおなじくフクが厚くなり、余分な水分が抜けるため甘みが強く、保存に向いている

 

一口に温州みかんと言っても、色々な種類や、それに合わせた特徴があるのですね!

 

青島みかんは、この中の4番目、晩生にあたります。
三ケ日みかんにはこの青島と、12月まで出荷される早生との2つの品種がありますが、青島は早生に比べて一回り大きく、形もやや扁平で、表皮の肌がごつくなっているのが特徴です。

 

また、実を包むフク(内皮、じょうのう膜)が、早生に比べて厚くなっています。このフクの厚みが、青島みかんの日持ちのよさに大きく関わっているのです。

 

糖度が高くて味もよく、日持ちもする青島みかん。
ここからは、青島みかんの特徴を詳しく解説します。

 

では、青島みかんはなぜ保存に向いているのでしょうか。
そのヒミツは、青島みかんが収穫されてからの扱い方にあります。

 

・青島みかんが日持ちするヒミツ

青島みかんが育つ三ケ日の土壌は赤土で、ミネラルが多い酸性の土質です。
どちらかと言えば肥沃ではない土壌ですが、みかん農家の努力でしっかりとコントロールされ、しまりのある高品質なみかんが育ちます。

 

この地域の土に合った品種として青島温州が選ばれ、土の特徴を活かした栽培方法を通して、三ケ日みかん青島には独特のコクが生まれます。
加えて丈夫な果皮と厚めのフクに守られ、早生みかんよりも生育期間が長くしっかりと熟すので、水分が抜け糖度も高くなります。

 

丈夫な果皮と高い糖度、そして適度な酸味とコクがある青島みかんは、収穫してからの貯蔵を可能にしました。

 

青島みかんも収穫自体は12月で終わるのですが、丈夫な体質を活かし、一定期間風にさらすことで水分を3%~5%とばします。
貯蔵に先立つこの工程を「予措(よそ)」と呼びます。
水分を奪うことで果肉がしまり、高品質なみかんとなります。

 

予措をほどこしたのち、いよいよ貯蔵に入ります。
水分が抜けて実が引き締まった青島みかんは「ロジ」という専用の木箱に並べられ、特別な貯蔵場所で保存されます。
保存期間は、長いものでは4ヶ月にもおよびます。

 

貯蔵することで果実が熟成し、果肉の中の酸味の元であるクエン酸が分解され、まろやかになります。
さらに貯蔵中に水分も揮発することで、日持ちして保存がきく最高級のみかんが完成するのです。

 

 

・匠の技―ロジ貯蔵

ロジに並べられた青島みかんを貯蔵するのは、土壁で囲まれた特別な貯蔵庫です。
みかんを熟成させるには、一定の温度と湿度が重要。
この貯蔵庫は、空気を循環させ、温度と湿度を一定に保つ仕組みになっていますが、こまめな調整が必要となります。

 

みかん農家は、貯蔵庫の天井や床下にある換気口を活用し、朝早くからの換気、打ち水などを行って温度や湿度の調整を行います。
このような貯蔵庫のコントロールはまさにみかん農家の匠の技。
青島みかんのロジ貯蔵には、長い経験と勘に裏打ちされた確かな技術が必要となります。

 

ロジ貯蔵と言う独特な貯蔵方法でゆっくりと乾燥、熟成させた青島みかんは、濃厚なコクと甘みが倍増します。
日持ちし、長期間保存できるだけでなく、おいしさも一級品の青島みかん。
農家の長年の努力と技により、みかんの中でも希少な最高級品として私たちの食卓に届けられるのです。

 

青島みかんおすすめのポイント3つ

さて、ここまでの解説で、青島みかんの特別感が伝わってきたでしょうか。

 

収穫後貯蔵して春先まで楽しめるだけでも特別感がありますが、青島みかんはお味も格別!
ここからは、青島みかんのおすすめポイントを3つご紹介します。

 

・濃厚な果汁

早生みかんよりも一回り大きい青島みかん。
大きなみかんは、水気が少なく味がぼやけ、スカスカしている、というようなイメージがありますが、青島みかんはまったく違います。
ロジ貯蔵で温度と湿度を管理され、じゅうぶん熟成された青島みかんは、驚くほどジューシー。
果肉を口に含むと、濃厚な果汁が一気に口の中いっぱいにはじけます。

 

・糖度12度!だけど甘いだけじゃない

12月に収穫される青島みかんは、一般の早生みかんよりも長い時間をかけて育ちます。
その糖度は12度から13度。とても甘いみかんです。

 

ロジ貯蔵で酸味のかどがとれ、甘さとほどよく絡むことで芳醇なコクが生まれます。
ただ甘いだけでなく、果汁とともに楽しめる濃厚な甘みがやみつきになるみかんです。

 

・日持ちがよく長く楽しめる

晩生の青島みかんだからできる特別な貯蔵法、ロジ貯蔵。
糖度、酸味ともに高く育てる栽培技術があるからこそ、長期間の貯蔵を可能にしました。

 

ロジ貯蔵で熟成された青島みかんは日持ちがよく、ご家庭でも長く楽しめます。
箱で買っても安心!毎年箱買いでリピートされるファンの方も多いです。

実は、筆者も大のみかん好きで、このコラムも箱で届いた青島みかんを食べながら書いています。
実際に食べてみての感想ですが、本当に甘くておいしいです。
箱の中から出したみかんどれもハズレなし!

 

甘さを妨げない上品な酸味があり、水分が濃縮されているようなジューシーさ。
口の中にあふれる果汁はまるで100%のオレンジジュースのような風味です!

 

 

みかんの上手な保存方法

みかんを箱買いするときに知っておきたいのが上手な保存方法です。
ここでは、みかんを長く、新鮮なまま保存する方法をご紹介します。

 

箱に入ったみかんは、まず、いったんすべてを箱から出します。
箱から出したみかんは、傷んでいるものを取り除きます。
ひとつでも腐っているものやカビの生えたものがあると、周りのみかんに伝染してしまいますので、注意しましょう。

 

できれば、このときに箱とみかんの両方を乾かしておくと効果的です。
みかんを乾かすときは、新聞紙を敷いて重ならないように並べておくとよいでしょう。

 

乾いたら、箱の底に新聞紙を敷き、その上にみかんがくっつきすぎないように並べていきます。
このときのコツはヘタの部分を下にすること。
ヘタ部分は固くて強いので、みかんが箱の中でつぶれてしまうのを防ぎます。

 

1段並べ終わったら、その上に新聞紙を敷き、2段目のみかんを同じように並べていきます。
新聞紙→みかん→新聞紙→みかん・・・という具合に並べたあと、箱のふたを開けたままにし、湿気がこもらないようにしておきましょう。

 

みかんの保存に適した気温は5度~10度です。
5度なら冷蔵庫でもいいのでは?と思いますが、冷蔵庫は乾燥しすぎてみかんのみずみずしさを奪ってしまうので、家の中の、涼しくて通気性の良い場所での保存がおすすめです。

 

みかんの入った箱は、玄関近くの日の当たらない場所や空いている和室など、暖房器具を使わない場所に置いておけば、3週間ほど保存できます。
箱買いなら、大人数のご家族でもじゅうぶんご満足いただけますよ。

 

まとめ

むくのも簡単で手軽に食べられるみかんは、お子さまからご年配の方まで、家族みんなで楽しめる人気の果物です。

ビタミンCもたっぷりとれて、冬場には風邪予防にも嬉しいですよね。

 

秋から冬にかけてスーパーにたくさん並ぶみかんですが、買い物した野菜などと一緒に持って帰るには少々かさばって重くなるのが玉にきずです。

 

それでも、みかんが大好きなご家族のために切らしたくないという方には、浜名湖産直マーケットイチオシ、青島みかんの箱買いがおすすめ

ご家族で楽しめる10㎏入りの大箱も、農家直送でお届けします。

 

 

12月に収穫され、そのままロジ貯蔵で熟成された青島みかんは、芳醇なコクと甘みが濃縮されたまさに絶品のみかん。
みかんシーズンのフィナーレを飾るにふさわしい逸品です。

 

おいしいだけでなく、貯蔵したことで日持ちし、長く保存できるのも青島みかんの大きな特徴。

箱買いすれば家族みんなで春まで楽しめます。

 

浜名湖産直マーケットでは、ただいま青島みかんのご注文を受け付け中です!

冬が終わってみかんロスになる前に、ぜひ日持ちのよい三ケ日ブランドの青島みかんをお買い求めください!

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