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【3分でわかる】茹でとうもろこしの美味しい茹で方

【3分でわかる】茹でとうもろこしの美味しい茹で方

普段とうもろこしを茹でる際にどのような手順で調理していますか?
とうもろこしの茹で方は人それぞれあると思いますが、美味しく作る茹で方があるのです。
また、鍋で茹でるのが手間だと思う人には、電子レンジで簡単に茹でとうもろこしを作る方法もあります。

今回は、とうもろこしを美味しく茹でるテクニックをご紹介します。

 
 

とうもろこしを美味しく茹でるテクニック

 

 
とうもろこしを美味しく茹でるためには、適切なテクニックと工夫が必要です。新鮮なとうもろこしの風味を引き出すために、以下にいくつかの手順とポイントを紹介します。
 
①とうもろこしは新鮮な状態から茹でる
②とうもろこしを茹でる際「水から茹でる?」「お湯から茹でる?」
③皮付きの状態で茹でる
④塩を適切な量入れる
⑤とうもろこしのアク抜きをしっかりおこなう
⑥茹でたてをラップに包む

 
 

とうもろこしは新鮮な状態から茹でる

 
最初に、新鮮で良質なとうもろこしを選びましょう。実が膨らんで、皮がしっとりしていて鮮やかな色をしているものがベストです。茹でる直前に収穫されたとうもろこしは、甘味や風味がより豊かです。
また、茹でる際はとうもろこしが新鮮な状態のほうが美味しく作ることができるので、スーパーや通販で購入して直ぐ調理しましょう。

 
 

水から茹でるものとお湯から茹でるものの違い

 

 
とうもろこしは、冷水の状態からとうもろこしを茹でた方が良いのか。お湯の状態になってからとうもろこしを茹でた方が良いのでしょうか。
野菜には水から茹でることが適しているものとお湯から茹でると良い野菜の2つに分けられます。
 
・水から茹でる野菜
「じゃがいも」「大根」「人参」
※土の中で育った野菜
 
・お湯から茹でる野菜
「とうもろこし」「ほうれん草」「アスパラ」
※土の中以外で育った野菜
 
上記の通り、とうもろこしは土以外の場所で育った野菜になるので、お湯から茹でた方が素材の味をしっかりと発揮することができます。

 
 

皮付きの状態で茹でる

 

 
「とうもろこしを茹でる際、皮をすべて剥がしていませんか?」
意外にも皮をすべて剥いてから茹でることはNGです。内側の皮を数枚残した状態で茹でるのが基本になります。
皮を剥がしてしまうととうもろこしの大事な旨味が茹でた際に逃げてしまいます。また、皮付きで茹でた方が甘みが引き立つと言われています。
スーパーでとうもろこしを購入するときは、皮を剥がさずに買うことをおすすめします。

 
 

塩を適切な量入れる

 

 
塩は、茹でとうもろこしの味の大事な一手です。
塩の工程をやるかやらないかの一つの工程で、とうもろこしの味が全然違います。
とうもろこしの美味しさを最大限引き出すためには、使うお湯の塩分濃度を調整することが重要です。
塩は目分量ではなく、しっかりと計測器で測り取るようにすると良いです。

 
 

とうもろこしのアク抜き方法について

 
とうもろこしを調理する際に重要なステップの1つが、「アク抜き」です。アク抜きを行うことで、とうもろこしの苦味や不快な味を取り除き、より甘みと風味を楽しむことができます。以下では、とうもろこしのアク抜き方法について詳しく説明します。
 
【とうもろこしのアク抜き手順】

①とうもろこしの下ごしらえ
最初に、とうもろこしの実を取り出す際に、皮の下にあるシルク(繊維状の部分)をできるだけ取り除くようにしましょう。シルクはアクを含むことがあり、そのままだと苦味が残る原因となります。
 
②塩を含む水で茹でる
とうもろこしを茹でる際には、茹でるお湯に塩を加えることがアク抜きに効果的です。塩を含むお湯で茹でることで、アクが水に移りやすくなります。大きめの鍋にたっぷりの水を沸騰させ、その中に少量の塩を加えましょう。
 
③レモン汁を使う
レモン汁に含まれる酸が、アクを中和する効果があります。茹でるお湯にレモンの絞り汁を少量加えることで、とうもろこしのアクを抑えることができます。
 
④茹で時間に注意
アク抜きに適した茹で時間は、一般的には5〜7分程度です。長時間茹ですぎると実が硬くなるだけでなく、アクも実に移ってしまう可能性があります。適切な茹で加減を見極めることが大切です。
 
⑤急冷してアクを引き出す
茹で上がったとうもろこしは、急冷することでアクが実から引き出される効果があります。氷水に浸けるか、冷水ですばやく冷やしましょう。これにより、実の甘さと食感を引き立てることができます。

 
とうもろこしのアク抜きは、そのままでも美味しく食べることができますが、アクを取り除くことでより甘みが際立ち、食べやすくなります。上記の方法を組み合わせながら、自分好みのアク抜きを試してみてください。美味しいとうもろこしの味わいを楽しむために、適切な調理手順を心掛けましょう。

 
 

茹でる時に塩を入れるのはなぜ?

塩茹で(しおゆで)とは調理法の一つで、お湯や水に塩を入れ、食材を茹でることです。
葉もの野菜などは、沸騰したお湯に適量の塩を入れることで沸点が上がり、お湯の温度を下げることもなく、色良く茹で上げることができます。

上記の通り、とうもろこしを茹でる際に塩を入れることで、「色合い」「アク抜き」「食感」の効果が見込まれます。

したがって、とうもろこしを茹でる際に塩を加えることは、美味しさや食材の品質を向上させるための一つの方法です。適度な量の塩を使って調理することで、とうもろこしの風味を最大限に引き出し、おいしく食べることができます。

 
 

茹でたてをラップに包む

 

 

茹でたてのとうもろこしは、その甘さとジューシーさが最も際立つ状態です。その状態をできるだけ長く保つために、ラップに包んで保存する方法があります。

以下に、「茹でたてとうもろこしをラップに包む」メリットをご紹介します。

 

新鮮な味わいを保つ

ラップに包むことで、茹でたてとうもろこしの新鮮で甘い味わいをできるだけ長く保つことができます。
 

乾燥や風味の損失を防ぐ

ラップがとうもろこしの実を包むことで、実の乾燥や風味の損失を防ぐ役割を果たします。
 

保存場所を選ばない

ラップに包んだとうもろこしはコンパクトになるため、冷蔵庫内の適当な場所に収納できます。
 

持ち運びに便利

ラップに包まれたとうもろこしは、外出先で食べる際にも持ち運びやすくなります。

 
 

まとめ

今回は、「茹でとうもろこしの美味しい茹で方」についてご紹介しました。
今までとうもろこしの茹で方について深く調べた事がある方は少ないかと思いますが、調べてみると意外と奥が深いです。
調理の一つの手間でとうもろこしの味が大きく変わってきます。
せっかく、とうもろこしを茹でるのであれば、美味しく召し上がりたいと思います。
そこまで時間がかかることでもないので、次回茹でとうもろこしを作るときは、この記事を参考に試してみてください。

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