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とうもろこしの起源・歴史はどこ?日本にはいつから来たのか!

とうもろこしの起源・歴史はどこ?日本にはいつから来たのか!

 
現在日本では、とうもろこしは日本の食文化で欠かせられないほど根付いている食べ物です。
とうもろこしは蒸してそのまま食べても、焼いて食べてもジューシーでとても美味しい野菜です。
今では当たり前のように食べられているとうもろこしですが、その起源や歴史はどこから始まったのか気になりますよね。
 
そこで今回は「とうもろこしの起源・歴史」について詳しく説明していきます。
また日本ではいつから食べられるようになったのかについても、詳しく解説します。
 
 

とうもろこしの起源・歴史について

 

 
とうもろこしは一体どのような歴史を辿って、現在のようにどの国でも食べられるような食べ物となったのでしょうか。
実はとうもろこしの起源・歴史は、はるか昔中央アメリカのメキシコやグアテマラの地域にある古代マヤ文明やアステカ文明にまでさかのぼります。
 
紀元前9,000年から紀元前10,000年頃に、人々は野生の草の一種であるテオスインティルを栽培し始めました。
テオスインティルは現代のとうもろこしと比べると小さく、非常に堅く、粒も少ないとうもろこしの起源となる野菜です。
 

紀元前9,000年〜10,000年頃から既に食べ物として食べられていた

紀元前9,000年から紀元前10,000年頃の古代マヤ文明やアステカ文明では、とうもろこしは重要な食物として栽培され、食事の基本的な要素となっていました。
人々はとうもろこしを主食とし、その他にも多くの食材と組み合わせて使用しました。
また、とうもろこしは宗教的な儀式や祭りでも使用され、その象徴的な存在として重要な役割を果たしました。
 

15世紀にはヨーロッパ・アジア・アフリカにもとうもろこしが広がる

15世紀にスペイン人が中央アメリカを征服すると、とうもろこしは新大陸からヨーロッパへもたらされました。
スペイン人はその後、とうもろこしを世界各地に広めるために努力しました。
その結果、とうもろこしはアフリカ、アジア、ヨーロッパの各地で栽培されるようになりました。
 

近代〜現在ではとうもろこしが世界中で食べられる食べ物に

近代に入ると、遺伝子組み換え技術の発展により、耐虫性や耐病性などの特性を持つ遺伝子組み換えとうもろこしが開発されました。
これにより、農業生産性が向上し、世界中でより効率的にとうもろこしが栽培されるようになりました。
現在では、世界中で重要な穀物作物として栽培され、さまざまな食品や飼料、工業原料に利用されています。
さらに、とうもろこしは多様な品種が存在し、さまざまな形状や色、味を持つことでも知られています。

 
 

とうもろこしが日本に来たのはいつから?

 

 
では、日本にとうもろこしが広まったのはいつ頃なのでしょうか。
とうもろこしが日本に伝わったのは、16世紀のことです。
当時、スペイン人がアメリカ大陸を征服し、中南米からヨーロッパへ植物や食材がもたらされる中で、とうもろこしもヨーロッパ経由でアジアへと広まっていきました。
日本への最初のとうもろこしの到着は、1549年にフランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教活動の一環として来日した際に持ち込まれたとされています。
 
ザビエルはアジア各地で宣教活動を行い、南インドのゴアでポルトガル船によってアメリカ大陸の植物としてのとうもろこしの種子を入手し、それを日本に持ち込み、現地の人々に伝えました。
当初、日本では新たな食材としてのとうもろこしはあまり受け入れられず、観賞用として栽培されることが主でしたが、江戸時代になると、肥沃な土地を活用して農業生産性を向上させるための政策が進められました。
その中で、西洋の農業技術や作物が取り入れられ、とうもろこしも広く栽培されるようになりました。
 
特に北海道や東北地方の冷涼な気候に適した品種が開発され、そこでの栽培が盛んに行われました。また、とうもろこしは飢饉時における救済食としても利用され、食糧不足を解消するために重要な役割を果たしました。
現代では、とうもろこしは日本の主要な穀物作物の一つとなっており、食品や畜産飼料、工業原料として広く利用されています。また、夏祭りやイベントの屋台で人気のある食材としても知られています。

 
 

とうもろこしの起源・歴史についてのまとめ

 

 
今回は「とうもろこしの起源・歴史」について解説しました。
とうもろこしの歴史は非常に古く、またはるか昔から重要な食べ物として大切に栽培され、人々の生活を支えていたと考えられます。
今日では当たり前のように食べられている「とうもろこし」
それは昔の先人がずっと守り続けてきた食文化があってこそ、現在の美味しいとうもろこしが食べられるということですね!
 
 

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