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みかんの旬はいつ?三ヶ日みかんは11月から2月が美味しい

みかんの旬はいつ?三ヶ日みかんは11月から2月が美味しい

みかんはとても栄養価が高いことから、多くの家庭の食卓に置かれていることが多くのはないでしょうか。
 
そこで、みかんの旬って正確にいつなのか知っていますか?
みかんの旬と言ったら、寒い時期という認識をしている方も多いと思いますが、実際のみかんの旬はいつになるのでしょうか。
今回の記事で、みかんの旬の時期について詳しく紹介いたします。

 
 

みかんの旬っていつ?

 

 
みかんの旬について実際はいつになるのでしょうか。
 
みかんの旬については、品種や収穫時期地域によって異なりますが、大きく2つに分けてよいのではないでしょうか。
①一般的なみかん
②温室みかん

 

みかんの旬の季節は冬

みかんの旬は、品種や産地によって異なってしまいますが、一般的には冬の季節がみかんの旬と言われています。
日本でよく食べられているみかんは、温州(うんしゅう)みかんという品種になります。温州みかんの旬を例に出すと11月から3月までが旬です。その中でも一番美味しく食べられる時期は12月から1月です。旬の中でも圧倒的に甘く美味しく食べられる時期になります。
 

温室みかんは夏が旬

普段食べられているみかんの中には、ハウス栽培によって生産されたみかん「温室みかん」と呼ばれているみかんがあります。
ハウスの中で、温度や水分を調整し栽培している為、通常のみかんに比べて旬の時期が早いです。温室みかんは、春先から夏の終わりにかけて多くのスーパーマーケットで陳列されています。旬の時期は5月から9月頃の夏が旬になります。この時期の温室みかんは、甘味が強く皮が薄くむきやすいところが特徴です。
温室みかんは、そのまま食べるのはもちろんですが、ジャムやジュース、ケーキのトッピング等に活用しても美味しく食べることができます。

 
 

みかんの品種と収穫時期について

 

 
みかんは品種によって収穫するタイミングが少しずつ異なります。
みかんの収穫時期は主に以下の4つに分類できます。
 
●極早生(ごくわせ)みかん
●早生(わせ)温州
●中生(なかて)温州
●晩生(おくて)温州
 

極早生(ごくわせ)みかんの特徴

極早生みかんは9月から10月末まで市場に出回っていることが多いです。特徴は、みかんの皮が緑色で果肉は赤く甘い点です。一般的なみかんに比べて香が強いことから「青切りみかん」とも呼ばれています。
極早生みかんは、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が多く含まれており、風邪予防や疲労回復にとても効果的です。また、酸味が強いので、食欲増進や口内環境の改善にも効果的です。
 

早生(わせ)温州の特徴

早生温州は、11月上旬から12月上旬まで市場に出回っていることが多いです。特徴は、糖度が高く甘みと酸味のバランスが絶妙で、みかんの皮の色は緑色からやや黄色になっている点です。また、じょうのう膜が非常に薄いことから食感がとても良いです。
 

中生(なかて)温州の特徴

中生温州は、11月中旬から12月下旬まで市場に出回っていることが多いです。中生温州は、主に愛媛県で多く栽培されており、一般的にみかんというと中生温州のことをイメージする方が多いです。温州みかんの中でも高級品種と呼ばれています。特徴は、糖度が高く約13度ととても甘い点と内皮がとても薄く食べやすい点です。
 

晩生(おくて)温州の特徴

晩生温州は、1月から3月頃に市場に出回っていることが多いです。特徴は皮が薄く果汁が多く、甘味が強い点です。また、酸味が少ない点から食べやすいです。
 
晩生温州は保存性が高い点から、長期保存にも向いています。

 
 

収穫地域別のみかんの旬について

 

 
みかんの旬については収穫地域によっても異なっています。今回はみかんの収穫で有名な地域をピックアップしてご紹介します。
 

静岡県みかん

国内のみかん生産量第3位で約99,700t(トン)。静岡県の有名なブランドみかんは、「三ヶ日(みっかび)みかん」です。三ヶ日みかんは、甘みと酸味のバランスが良く、あふれ出す果汁とはじける果肉で、皮が薄くてむきやすいのが特徴です。旬は、11月から2月になります。その中でも早生みかん「11月から12月」が特に味が濃く美味しく食べることができます。
 

和歌山県みかん

国内のみかん生産量の第1位は和歌山県のみかんです。2021年の和歌山県のみかん収穫量は約147,800t(トン)。有名なブランドは「有田みかん」「木熟(きじゅく)みかん」「しもつみかん」。有田みかんは、温州みかんの中でも最も早く収穫される品種で、旬の時期は10月から1月です。
 

愛媛県みかん

国内のみかん生産量は和歌山県に次ぐ第2位で、2021年の愛媛県のみかん収穫量は約127,800t(トン)。みかんとしては生産量第2位ですが、中晩柑類では和歌山県を引き離して第1位となっており、日本一位になっています。
有名なブランドは「愛媛みかん」「真穴みかん」「愛媛Queenスプラッシュ」。愛媛みかんの旬の時期は10月から3月です。
 

熊本県みかん

熊本県のみかんは、国内のみかん収穫量第4位で、2021年の収穫量は90,000t(トン)。有名なブランドは「草枕」「夢の恵」。熊本県みかんの旬の時期は、9月から3月です。

 
 

まとめ

今回の記事では、みかんの旬についてご紹介しました。
みかんの収穫時期で旬が異なってきます。「極早生」「早生」「中生」「晩生」。また、みかんを収穫している地域によって旬が異なることがわかりました。

今回の記事を参考にみかんを購入する際は、収穫時期や産地を確認して、一番おいしい時期のみかんを召し上がってください。
 

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