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とうもろこしの糖度を徹底比較!茹で方式での糖度変化

とうもろこしの糖度を徹底比較!最も甘い品種ランキングと茹で方式での糖度変化

 

はじめに

とうもろこしは、その甘みと食感で多くの人々に愛される野菜の一つです。糖度、つまり甘さの度合いを示す数値は、品種によって大きく異なります。本記事では、とうもろこしの糖度の基礎知識から、日本で人気のある品種の糖度、さらには料理方法による糖度の変化について詳細に解説します。最適な調理法を知ることで、とうもろこしの持つ甘みを最大限に引き出しましょう。
 
 

とうもろこしの糖度について

 

 

とうもろこしの糖度とは何か

とうもろこしの糖度とは、とうもろこしの甘さを示す指標であり、果実や野菜の糖分含有量を示す「ブリックス (Brix)」値によって測定されます。この糖度は、とうもろこしの食味を大きく左右する要因の一つとされています。ブリックス値が高いほど、甘さが強いとされるため、消費者にとって品質の一つの目安となります。
 

とうもろこしの糖度を測定する方法

とうもろこしの糖度は、専用の糖度計を使用して測定します。この機器は、とうもろこしの汁を抽出し、その屈折率を測定することで糖度を読み取ります。
 
測定方法には以下のような種類があります。
①手持ち式:小型で持ち運びが容易、野外での測定に便利。
②デジタル型:高精度な測定が可能で、数値が直接ディスプレイに表示される。
③ベンチトップ型:実験室などでの使用に適しており、大量のサンプルを迅速に処理できる。
 

測定タイミングと糖度の変化

糖度は収穫時期によっても大きく変動します。たとえば、朝早くに収穫したとうもろこしほど、夜間の低温が糖分の蓄積を助けるため糖度が高まっていることが多いです。このような変化を把握することで、最も甘いとうもろこしを選ぶ際の参考になります。
 

収穫後の糖度の低下

とうもろこしは、収穫後に糖度が低下しやすい特性を持っています。これは、収穫後の糖が他の成分に変化し始めるためで、可能な限り早く消費することが推奨されます。特に、高温多湿の条件下ではこの変化が加速されるため、保管状態が甘さを保つための重要な要素となります。
 

品種改良と糖度の向上

近年の品種改良により、高糖度品種の開発が進んでいます。これにより、元々の糖度が高い品種を選ぶことが、より簡単に、また確実に甘いとうもろこしを楽しめる方法となっています。品種による糖度の違いに注目し、選ぶ際の重要な指標としています。
 
 

とうもろこしの食べ方と糖度の変化

 

 

生と加熱時の糖度の違い

生のとうもろこしはその自然な甘さとシャキシャキ感で爽快な食感を楽しむことができます。しかしながら、加熱することによって、とうもろこしの糖分がさらに分解され、より簡単に消化吸収される形に変化するため、口当たりが甘く感じられるのです。この科学的変化は、加熱によって生じるマイヤール反応とも関連しており、風味が増すことも一因です。
 

どの部分が一番甘いか

とうもろこしの部位ごとの甘さには差があり、食べる際の好みにも影響します。一般的には、若いとうもろこしの穂先がもっとも甘いとされていますが、成熟が進むにつれてその傾向は少しずつ変わります。
 

穂先の甘さ

穂先は若くて未熟なうちに収穫された場合、その甘さはほかの部位よりも際立っています。これは穂先が成長の初期段階で最も多くの栄養を吸収しているためと考えられます。
 

中央部分の甘さ

中央部は全体的に糖度が均一に分布しており、噛み応えと共に安定した甘さを提供します。唾液との混ざりやすい位置でもあるため、食感とともに甘さが感じやすいのです。
 

根元近くの甘さ

根元近くは成熟すると糖度が低くなりがちですが、その分、光合成による他の栄養素が豊富に蓄えられることがあります。結果として、甘さは穏やかですが、栄養価が高い部分と言えます。
 
 

茹でたとうもろこしの糖度変化

 

 

茹で方による糖度の影響

とうもろこしを茹でる際の糖度変化は、加熱方法、時間、さらには温度に大きく依存します。加熱によってとうもろこしの細胞壁が壊れ、中の糖が溶け出しやすくなるため、短時間の加熱では甘みが増します。しかし、長時間の加熱はこの糖が分解されやすくなり、逆に味が損なわれる可能性があります。
 

茹で時間 糖度変化 味の評価
3分 糖度が若干増加 甘みが増し、一般に好まれる
5分 糖度ピークに達する 最も甘く、食感も良好で理想的
10分 糖度が減少 甘みが減少し、風味が損なわれる

 

最適な茹で時間と方法

糖度を最大限に引き出す茹で時間は約5分が推奨されます。加えて、些細な工夫が甘みを格段に向上させます。例えば、茹で水にひとつまみの砂糖を加えることで、とうもろこし本来の甘さが増します。
 
茹でる際のステップは以下の通りです。
・適量の水を大きな鍋に入れ、強火で沸かします。
・沸騰したら、洗浄済みのとうもろこしを鍋に入れます。
・再び沸騰したら、タイマーを設定し5分間茹でます。
・5分経過後、火を止めて直ちに冷水に移し、急速に冷却します。
 
この方法により、とうもろこしは甘味が最大限に引き出されると共に、鮮やかな黄色が長持ちします。
 
 

まとめ

この記事を通して、さまざまな品種のとうもろこしとその糖度について詳しく見てきました。とうもろこしの部位ごとの糖度の違いと加熱による糖度の変化を検証しました。適切な茹で時間と方法も重要であることがわかりました。最も甘いとうもろこしがどれであるかについての理解が深まったことで、おいしいとうもろこしの選び方や調理法に役立つ情報を得られたと思います。

 
 

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